新卒採用の新入社員が入社する4月は、社内で管理する情報の登録から各所への届け出の提出など、人事労務担当者にとって非常に忙しい時期となりますね。
そこで、新入社員の入社時に必要な手続きと準備項目、OBCの給与計算ソフト『給与奉行』を使用する時の便利機能をご紹介します。
◆新入社員入社時に必要な手続き・準備とは?
- 給与・人事システムへの社員情報の登録
- マイナンバーの収集・保管
- 健康保険資格取得(健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届)手続き
- 雇用保険資格取得手続き
- 4月からの給与計算準備
今回は、【1.給与・人事システムへの社員情報の登録】について、給与奉行の便利機能をご紹介します。
新入社員の登録は、Excel形式の一括入力で効率UP
給与システムに給与奉行を使用している場合、新入社員の情報が集まった時点で社員情報の登録を行いますが、社員情報の入力項目が非常に多く、入社時に最低限必要な項目の確認や入力が大変…ということはありませんか?
そんな時には、新入社員に必要な入力項目をあらかじめ設定しておくことで、もれなく簡単に社員情報を登録することができます。 今回ピックアップするメニューは、【社員情報一括登録】メニューです。
【社員情報一括登録】メニューではExcelのように社員情報の一括変更ができますが、 未登録の社員も一括登録することができます。
【シーンに合わせて、入力必要項目を記憶させましょう】
- 新入社員登録時に必要な項目を、給与奉行に覚えさせることができます(パターンと呼びます)。新しいパターンを作成するときは、新規ボタンを押します。
- 一度作成したパターンは「パターン名」に一覧で表示されますので、次回からは前回設定した条件をそのまま使用することができます。
ポイントは、処理区分で【新規】を選択することです。 給与奉行に登録されていない社員情報を、一括で新規登録することができます。
新入社員に必要な項目のみ、ピックアップします。
【表示された項目を、Excel形式で入力していきましょう】
条件設定で選択した項目のみ表示されますので、社員番号→氏名→氏名(フリガナ)…と順に入力していきます(社員番号は必須入力です)。
一通り入力が終わったら【登録】ボタンを一度押すと、入力したすべての社員情報が一度に登録されます。
入力した内容は、通常の【社員情報登録】メニューでも確認・修正することができます。
効率よく登録したい!という方はぜひお試しください。