社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントBlog

東京都杉並区にある社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントのブログです。元労働基準監督官の社会保険労務士が人事労務に関する疑問・お悩みに対応いたします。

「社会保険・雇用保険」の記事一覧

賞与の社会保険料免除を受けるための「1か月を超える育児休業」とは?

2022年10月1日から、育児休業を取得したときの給与及び賞与の社会保険料免除要件が変更になりました。 賞与の社会保険料免除要件は、従来は「賞与支払月の月末日を含んだ育児休業を取得した場合」でしたが、法改正後は「賞与支払 […]

雇用保険の「育児休業給付金」と健康保険法の「傷病手当金」は併給が可能

育児休業期間中は、雇用保険から「育児休業給付金」が、業務外のケガや病気で一定期間以上療養をした場合は、健康保険から「傷病手当金」が、それぞれ支給されます。 育児休業期間中にケガや病気になった場合には、育児休業給付金と傷病 […]

「月末以外の退職だと2か月分の社会保険料が控除されないためお得」は本当か?

SNSやインターネットで、 「月末日に退職すると最後に2か月分の社会保険料を給与控除される。月末日以外の退職だといつもと同じ1か月分しか給与控除されないためお得だ。」 という書き込みを見かけることがあります。 月末日以外 […]

国民年金保険料の滞納で口座預金2130万円が差押え。なぜ2000万円超もの差押えがされた?

ある漫画家さんが、年金保険料の未納で約2130万円を差し押さえられたことをTwitterに投稿し、話題になりました。 国民年金保険料の未納に対する差押えと思われますが、国民健康保険料を月額1万6500円、延滞金を年14. […]

令和4年10月1日のパート社会保険適用拡大における「雇用期間要件の見直し」のポイント

法改正に伴い、2022年10月1日から、パートタイマーへの社会保険の適用が拡大されました。 適用対象となる事業場規模が「常時500人を超える事業所」から「常時100人を超える事業所」に拡大されたことが大きな注目を集めてい […]

知らないと損する「106万円の壁」と「130万円の壁」を越えたときの大きな違いとは?

2022年10月1日から、パートタイマーへの社会保険適用が「501人以上の企業」から「101人以上の企業」に拡大されました。 「月額8.8万円以上」であることが収入要件として定められており、これを年換算すると105.6万 […]

【令和2年9月1日から】副業・兼業者の労災保険給付が「すべての勤務先の賃金合算額」に基づいて算出されることに

令和2年9月1日に労働者災害補償保険法(労災保険法)が改正され、複数の会社等に雇用されている労働者への労災保険給付の制度改正が行われました。 (厚生労働省HP)https://www.mhlw.go.jp/stf/sei […]

令和2年10月から雇用保険(基本手当)の給付制限期間が2ヶ月に短縮されます

雇用保険では、会社を退職して次の会社に就職するまでの失業期間中の生活の安定を図る目的で「基本手当」(いわゆる「失業保険」)の支給を行っています。 基本手当は退職の翌日(失業期間の初日)から受給することはできず、ハローワー […]

在職老齢年金が廃止されても「厚生年金に加入しない働き方」は得なのか?

国は2019年6月11日、「経済財政の基本方針」の中で高齢者の就労を阻害する原因の一つとなっている「在職老齢年金」を廃止する方針を打ち出しました。 早ければ2021年にも在職老齢年金が廃止される見通しです。 在職老齢年金 […]

育児休業給付金の支給はなぜ「誕生日の前々日」まで?根拠規定を確認!

雇用保険に一定期間以上加入している労働者が育児休業を取得した場合には、「育児休業給付金」が支給されます。 ただ、育児休業は「1歳の誕生日の前日」まで取得することができますが、育児休業給付金を受けられのは「1歳の誕生日の前 […]