社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントBlog

東京都杉並区にある社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントのブログです。元労働基準監督官の社会保険労務士が人事労務に関する疑問・お悩みに対応いたします。

「社会保険・雇用保険」の記事一覧

厚生年金保険料率の段階的引き上げが終了!平成29年9月分からは18.3%で固定に!

平成29年9月分(平成29年10月31日納付分)の厚生年金保険料から、保険料率が18.3%(労使それぞれの負担は9.15%)に引き上げられます。 厚生年金保険料率の引き上げは毎年行われていますが、今年は厚生年金保険におい […]

雇用保険が65歳以上の労働者に適用拡大!経過措置で保険料負担なく給付が受けられる場合も!?

平成29年1月1日に改正雇用保険法が施行され、「65歳以上の労働者への雇用保険の適用拡大」という大きな制度変更が行われました。 雇用保険は、原則として「1週間の所定労働時間が20時間以上であり、31日以上の雇用見込がある […]

社宅や社員寮を用意することが社会保険料額に影響する場合とは?

就活生に福利厚生の充実度をアピールする材料として、個性的な社員寮を用意する会社が増えてきているそうです。 (参考記事:社員寮増加 就活生に福利厚生の充実度をアピールする材料に(NEWSポストセブン)) 社宅や社員寮はその […]

新社会人のための社会保険の基礎知識。社会保険の種類と本人負担額の概要は?

新年度が始まり、今年も多くの企業や官公庁で入社式や入庁式が行われ、多くの方が新社会人としての生活をスタートさせました。 新社会人としてこれから勉強していかなければならないことはたくさんあると思いますが、その中で是非知って […]

定年後も年金を受給しながら働きたい!年金はどれだけ減額される?

年金の受給を開始した後も会社勤めを行った場合、会社から受ける報酬(賃金)の額に応じて老齢厚生年金の支給額を減額(支給停止)されることがあります。 この仕組みを「在職老齢年金制度」と言います。 いったいどれぐらいの減額がさ […]

社員が退職するときの社会保険料本人負担額の控除方法

社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金保険)の保険料は、会社と社員が半分ずつを負担しています。 社会保険料の納付義務は会社が負っています。 会社は、毎月、社員の給与から本人負担分を控除し、会社負担分とあわせて国に納付しま […]

年末に「106万円の壁」や「130万円の壁」を超えないように勤務調整することは意味がないかも!?

配偶者控除が受けられる範囲でパート勤務をしている方の中には、1年間の給与収入の合計が103万円以下(2016年現在)に収まるように、年末に勤務時間数の調整を行っている方も多いのではないでしょうか。 中には、「103万円の […]

配偶者控除の拡大でパートが収入150万円まで働くと手取りはどれだけ増える?

12月8日に来年度の税制改正大綱が発表され、所得税の配偶者控除が受けられる給与収入の上限が、現在の103万円以下から150万円以下に引き上げられることになりました。 なお、来年度(2017年)の税制改正ですが、新しい配偶 […]

社会保険料の本人負担額の端数処理はなぜ「50銭以下切捨て51銭以上切上げ」なのか?

社会保険料の本人負担額は「50銭以下切捨て51銭以上切上げ」 健康保険料や厚生年金保険料などの社会保険料は、会社と本人がその半分ずつを負担して納付しています。 もし、社会保険料の折半額に端数が生じた場合は、「本人の負担額 […]

過労死の予防に労災保険の「二次健康診断等給付」を活用しよう!

労災保険は、労働者を使用するすべての会社(使用者)に加入が義務付けられている国の公的保険の一つです。 労災保険は、主に、労働者が、業務や通勤に起因して負傷、病気、障害または死亡したときに、治療費などの保険給付を行うもので […]