社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントBlog

東京都杉並区にある社会保険労務士事務所しのはら労働コンサルタントのブログです。元労働基準監督官の社会保険労務士が人事労務に関する疑問・お悩みに対応いたします。

著者:特定社会保険労務士 篠原宏治

遅延損害金はいつから請求できる?(遅延損害金の起算日)

「金銭債務の不履行に対して請求できる「遅延損害金」の特徴」と「遅延損害金を計算する際の法定利率はどれを使用する?」で、遅延損害金に関する記事を掲載しましたが、今回のテーマは、「遅延損害金の起算日について」です。 遅延損害 […]

金銭債務の不履行に対して請求できる「遅延損害金」の特徴

遅延損害金は金銭債務不履行に対する損害賠償金 債権者は、債務者の債務不履行によって損害を被ったとき、民法第415条に基づき損害賠償を請求することが出来ます。 (関連記事:パワハラに対して損害賠償請求したい!その法的根拠は […]

労働基準法違反の立件に向けて東京労働局が電通本社に強制捜査を実施

11月7日、東京労働局が電通本社に強制捜査を実施 11月7日、電通の女性新入社員が昨年12月に長時間労働の末に自殺して労災認定された問題を受け、東京労働局が電通本社に対して強制捜査を行いました。 労働局が強制捜査を行うこ […]

切上げ?切捨て?社会保険料の納付額における端数処理の方法と法律根拠

健康保険や厚生年金保険の保険料は、社員や役員の標準報酬月額に保険料率を乗じた金額です。 厚生年金保険の場合、平成28年10月現在の厚生年金保険料率は18.182%ですので、標準報酬月額が28万円の社員であれば厚生年金保険 […]

パワハラに対して損害賠償請求したい!その法的根拠はどこにある?

労使トラブルの解決を求めて行われる「損害賠償請求」 「損害賠償請求」とは、違法な行為によって損害を受けた人が、その原因を作った人に対して、損害の埋め合わせ(賠償)を請求することをいいます。 例えば、従業員が会社の上司から […]

労働基準法の「休業手当」と民法の「反対給付を受ける権利」の関係は?

使用者の責により労働者を休業させた場合は、労働基準法に基づく「休業手当」の支払いが必要 労働基準法第26条は、休業手当について規定している条文です。 §労働基準法 (休業手当)第26条 使用者の責に帰すべき事由による休業 […]

職場復帰を求める場合と求めない場合で変わる不当解雇の金銭的解決の方法

会社から不当解雇された労働者が、会社に対して金銭の支払いを求めてその解決を図ろうとするケースは多くあります。 では、不当解雇された労働者は、会社に対して、いかなる根拠でどのような金銭の支払いを求めることができるのでしょう […]

会社が従業員に対して懲戒処分を行うときに留意すべき点は?

会社が従業員に対して行う懲戒処分は刑法の基本原則に準じて行う必要がある 懲戒処分とは、会社が、従業員の不正または不当な行為に対して制裁を加えることを言います。 一般的な懲戒処分の種類には、「譴責(けんせき)」「減給」「出 […]

平成29年1月1日から65歳以上で雇用された方も雇用保険の適用対象となります!

雇用保険の適用対象が65歳以上の労働者に拡大されて保険料の納付が必要に 平成29年1月1日から雇用保険法の法改正が施行され、これまで雇用保険の適用対象外であった「65歳以上で新たに雇い入れられた労働者」が雇用保険の適用対 […]